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ホーム > ヤマハで習う・学ぶ > 鳴るほど♪楽器解体全書 : クラリネットの種類と構造

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今回からは黒い管が美しいクラリネットを紹介します。サクソフォンと同じようにリードを付けて吹くんですって! 案内役は設計担当の宮地 勲(みやちいさを)さんです。 |
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| このページに掲載されている情報は2004年5月現在のものです。 | ||||
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●2つのキイから始まった 【工夫いっぱい】 |
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♪スプーンが4本あるみたいな所ですね「ええ、ここに引っ掛ける金具があるの、見えますか。この金具は上のキイとつながっていて、下のキイを押すと上のキイも同時に動くんです」♪アイデアですね
「18世紀初めごろに、ドイツのデンナーさんが発明したといわれています。彼の工房がつくったクラリネットはキイが2つだったんですよ」 |
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♪最初はキイが2つ!「はい、その後だんだんキイの数が増えていき、19世紀半ばに宝石職人の息子でフルート奏者でもあったベームさんのアイデアを元に、今とほぼ同じ16キイのクラリネットがつくられました。これが今も続くベーム式です」♪ベームさん、すごいですね「ただ、モーツァルトやベートーベンの時代はベーム式が生まれる前で、エーラー式の前身が主流だったんです。だから今でもウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団はエーラー式を使っています。指使いはベーム式より難しいんですが、伝統的な音を重視して・・・」 |
♪エーラー式は小指の部分が違いますね「小指のキイが平たいデザインで、小指を滑らせやすいように、ローラーが付いています。ちなみに、ベーム式の小指のキイはティアドロップ型で、19世紀末から20世紀初めごろ流行したアールヌーボー様式の名残りなんですよ」♪アクセサリーみたいです |
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♪クラリネットの吹き口はどうなってるんですか?「クラリネットはサックスと同じ、シングルリードの楽器です。黒いマウスピースがあってリードをふるわせながら吹くんですよ」♪マウスピースの下がぷくっとしてますね「ふくらんでる部分は樽(たる)と呼びます。外してみましょうか」 |
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「樽は英語ではバレル。ドイツでは洋梨(ようなし)を意味するビルネと呼ばれています」
♪洋梨みたいな形ですものね。樽にはどんな役割が?「音の高さ(ピッチ)の調整に役立つんです。管楽器は暑い日は音が高く、寒い日は音が低くなります。そこで、音が高い時は樽を抜き、管を長くして音を下げる。逆に、音が低い時はきっちり樽を突っ込みます」♪樽を抜いて音を下げる? 抜くってどういうことですか「抜くと言っても多くて2ミリくらいなんですが。抜く前と後の音を聴き比べてみてください。音がどれくらい下がるか、測定機の目盛りもご参考に」 |
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♪ほんとだ、同じソの音でも微妙に下がります「そうですね。オーケストラで吹く時にはいろんな楽器がありますが、楽器ごとに音の高さに違いがあります。それで、最初に音合わせをするんですが、音合わせの時は楽器が冷めていても、吹いてるうちにだんだん温かくなって音が上がってくる。それで調整するために樽を抜くんです」♪ステージ上でも抜くんですか「はい、周りと音の高さを合わせるために、自分の出番と出番の間に抜きますね」♪ほかの管楽器でも樽はありますか「樽そのものがない楽器でも、その役割をする所があります。例えばサックスではマウスピースを抜きますし、リコーダーやフルートなら頭部管(とうぶかん)を抜いて音を調整するんですよ」♪耳が良くて冷静じゃないと抜けませんね |
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♪クラリネットにはどんな種類があるんですか「金属のベルが付いたバスクラ(バスクラリネット)やアルトクラ(アルトクラリネット)もありますし、A管(あーかん)、B管(べーかん)などいろんな種類があります」♪アーカン、ベーカン? ううーん・・・次回くわしく教えてください。もう頭がクラクラです |
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| 黒に銀のスマートなフォルムにいろんな工夫がされているクラリネット。 アーカン、ベーカン、はどういう意味なんでしょうか。 頭の中を整理しつつ次回またお会いしましょう! |
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| ヤマハ製品ページ/クラリネット | ||||||||