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ホーム > ヤマハで習う・学ぶ > 鳴るほど♪楽器解体全書 : ハーモニカの雑学

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■蝶印(ちょうじるし)は海を越えて1914年、ヤマハの前身である日本楽器製造は蝶をトレードマークにしたハーモニカの製造を始めました。すぐに海外へも輸出を開始し、世界各国で演奏されるようになります。その後しばらく製造を中止しますが1945年10月には再開。現在では蝶のマークは使わなくなってしまいましたが、美しい音色と堅牢(けんろう)な造りで今日も人々を楽しませています。 |
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■浜松駅にハーモニカ娘1951年から1969年にかけて、浜松駅には、まるで駅弁を売るようにハーモニカを手にした売り子さんがいました。カゴの中には長さ3.8センチの小さなメダルハーモニカが・・・。穴は4つながら吸音と吹音で8音1オクターブの演奏ができ、好評だったとか。今でも浜松駅のキヨスクで小さなハーモニカを目にすることができますよ。 |
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| ハーモニカの演奏の楽しさを伝えようと、ヤマハミュージック東海・伏見音楽センターで講師として活躍中の飯尾恭一(いいおきょういち)さんに、魅力ある音色をいろいろ聴かせていただきました。工夫次第でいろんな音が出せるんですって。 |
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■音楽ジャンルを超えてカントリー、ジャズ、シャンソン、ロックなど多彩なジャンルに登場して、どの音楽にもすっかりなじんでいるのがハーモニカのすごいところ。いくつか曲を紹介しましょう。クラシック曲の例として『主よ、人の望みの喜びよ』を複音ハーモニカで。メロディがトレモロで美しく響きます。もう1曲はクロマチックハーモニカを使ってフォークソングの『オーラ・リー』をジャズ調で。どこかで耳にしたこともあるのでは? かのエルヴィス・プレスリーが大ヒットさせた『ラブ・ミー・テンダー』の原曲なんですよ。 |
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■本当にハーモニカの音?まるで金管楽器のようだったり、アコーディオンを想わせたり。演奏している姿を見ないと、ハーモニカとは思えない音も出せるんです。ハンドビブラート奏法は、出てきた音を手の平で揺らして表情を付ける表現法です。『ふるさと』を複音ハーモニカで吹く様子をご覧ください。 続くバイオリン奏法は、同じ複音ハーモニカでも上の層だけを使って吹き、バイオリンに近い雰囲気を出します。曲はみなさんおなじみの『赤とんぼ』です。 最後のベース奏法はリズムを打ちながらメロディも奏で、1人で吹いているとは思えない技。右の頬(ほお)に近い方でメロディを吹き、左から舌をちょこんとマウスピースに当てて鳴らしたくない穴を塞(ふさ)ぎ、その舌を動かして、マウスピースの前面を打ち、リズムを作りながら吹いています。曲はアイルランド民謡の『ロングロングアゴー』です。 |
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■2個重ねて吹くこともクロマチックハーモニカは半音階を演奏できることが特長ですが、複音ハーモニカでも半音階を吹くことはできます。どうするかというと、ピアノでいう白い鍵盤(けんばん)を担当する1本と、黒い鍵盤を担当する半音高い1本を重ねて持ち、必要に応じてハーモニカを上下させ、吹く時の側のハーモニカを前に出し(吹かない側のハーモニカは後ろにさげる)て演奏するんです。マウスピース側は斜めに狭くなっているので、4つの穴がくっついて並び、慣れると吹きやすいんですって。■左右逆でも吹ける音の配列は、左が低音、右が高音と並んでいますが、引っくり返して吹くこともできます。リードが振動すれば音は鳴りますから。左に行くほど高音になるように持つと、頭の体操になるかも知れませんね! |
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■本体に木を使うことも金属製のカバーで挟まれた本体はプラスチックでつくられることも多いですが、木材のこともあります。写真のモデルでは楓(かえで)の木を使用。1枚の厚い板に空気の通り道を何本も彫ってあります。楓は普通の木材に比べて欠けにくく加工性に優れ、演奏によって唾液(だえき)を含んでも質感の変形が少ないのが特長。吹き応えもあるんですって。 |
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■2人で両側から吹ける!「ヤマハメロコード」は、1本で2倍楽しめる楽器です。両側にマウスピースがあり、片側はドレミファソラシドの単音ハーモニカ、反対側はドミソ、ファラド、ソシレなど5つの和音が簡単に吹けるコードハーモニカになっています。仲良し2人組でおでこをくっつけながら吹けば、1本で楽しい合奏もできますよ! 真ん中が斜めに仕切られていて、息は中央の穴から抜けていく構造です。コードハーモニカ側は工夫次第でちょっとユニークな演奏も可能。3つずつ並んだ穴は一番左が低音なので、吹き始めに左の方に息を吹きかけてから3つ全体を吹くと、ズン・チャッ・チャッ・チャッといったリズムが刻めます。下のボタンを押して聴いてみてね。 |
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■飛び出しませんこちらの卵形のハーモニカは、意外な所にアイデアが・・・。勢いよく蓋(ふた)を取っても楽器が飛び出さないように、ケースと楽器サイズをぴったりにしてあるんです。ケガを防ぐ工夫ですね。 |
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さらにもう1つ、内側にもご注目。一番左にある低音のリードだけ、離れているのがわかりますか? 空気の通る部屋をU字型にして長く取り、最低音が楽に出せるように設計した結果なんですよ。 |
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■中身はハーモニカにそっくりヤマハで「ピアニカ」と呼んでいる楽器は、正式には鍵盤(けんばん)ハーモニカと呼ぶって知ってましたか? 形も演奏法も全く違うのに、なぜハーモニカの仲間なんでしょう。中を見てびっくり。なんと、鍵盤の下にはリードがたくさん付いたリードプレートが隠れているんです。吹き口から入った空気は、ピアニカの左から右まで続く空気室に入ります。鍵盤を押すとバネが伸ばされてバルブが開き、空気室にたまっていた空気が、押された鍵盤の風路へ流れ出ます。その際、リードを振るわせるので音が鳴るんです。鳴らしたい音を鍵盤で選びはしても、構造はハーモニカにそっくりなんですね。 |
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| ただ、ピアニカの場合は吹きこむだけ。空気の流れは一方通行なので、リードは同じ向きにずらーっと並んでいて、交互にはなっていません。 |
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■ビー玉はダメージ大空気室の中にリードが並び、音を出しているのがピアニカです。だから、もし吹き口からビー玉や消しゴムなどを入れると、内側で当たってリードが変形し、ピッチ(音の高さ)がずれてしまいます。そうなったら、修理はプロに任せないと直りませんよ。■譜面を立てても!ピアニカをしまって運ぶ中空二重ブローケースは、落とした時も中空部分がショックを和らげて楽器を大切に守ります。人が載っても大丈夫なほどの強度もうれしいですね。蓋はおよそ120度の角度で止まるので、譜面立てとしても便利ですよ。 |
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■ 斜めにして唾(つば)を抜こう空気室の中には息の中の水蒸気が水になってたまることがあります。音の出が悪くなったと感じたら、唾抜きボタンを下にして楽器全体を斜めにし、ボタンを押しながら息を吹き込んで、たまった水を抜いてください。平らにした状態よりもうまく抜けます。 |
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■ プロも満足、37鍵ピアニカには大きく4種類あります。一番音域の広いのは3オクターブある37鍵タイプ。特注で色や素材を変えたり、音的に改良した楽器をステージで使うミュージシャンもいるんですよ。時々、ラジオCMのBGMでもピアニカの音色が聴かれます。 |
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| ハーモニカやピアニカが 家の片隅で眠っている人も多いのでは? 時間をみつけて気晴らしに触ってみると 新しい発見もあったりして楽しいものですよ! アウトドアに持って行くのもいいですね。 |
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| 宇宙を飛んだ楽器第一号はハーモニカだった | ||||||
| ヤマハ製品ページ/ハーモニカ | ||||||